鉄塊のごとき大剣を振るい
「贄」の運命に抗い続ける黒い剣士・ガッツ。
失踪した愛する者・キャスカを追う彼は、やがて聖地アルビオンへと辿り着く。
法王庁の教義に縛られてガッツを追うファルネーゼと従者セルピコ、
ガッツの技を盗もうと同行するイシドロ、立ちはだかるモズグスら超越者たち。
数多の出会いや死闘を経て、ついにガッツはキャスカとの再会を果たすのであったが…。
激化する戦いに呼応するかのように、救いを求める人々の願いが聖地に渦巻く。
その想い、その命は、世界が求めし存在・グリフィスの顕現をもたらした。
それは、人と魔が交じり合う新たな世界の兆しでもあった!
長い激戦を切り抜け、アルビオンを後にするガッツ。
大切なものを「喪失わない」と決意を固めるが、新たな試練、新たな戦い、
そして新たな出会いが彼を待ち受けていた―――。