日本
7/2:第1話~第2話先行上映会&トークショー
7月2日(土)TVアニメ『ベルセルク』の放送開始を記念しての特別先行上映会が、有楽町朝日ホールにて、出演キャストを招いて開催されました。
1話、2話の上映に続いてガッツ役岩永洋昭さん、ファルネーゼ役の日笠陽子さん、セルピコ役の興津和幸さん、イシドロ役の下野紘さん、キャスカ役の行成とあさんが登壇し、竹内宏彰プロデューサーを交えてのトークイベントが行われました。
トークは挨拶に続き、上映されたばかりの1話、2話の感想から始まりました。
セミプレスコ形態での収録が行われた本作、完成版を見るのはキャストの皆さんにとっても初めてとのことで
「完成したものを見て感慨深かった」(岩永さん)「心待ちにしていた上映。3DCGで描かれるガッツが動くさまが作品の世界観を印象的に映し出していた」(興津さん)「思いのほか自分の演じていたイシドロが綺麗に描かれていた」(下野さん)「アニメ版を再発進できたことが嬉しく思いました。劇場版から参加している私にとってはOP映像は懐かしさもありました」(行成さん)とそれぞれ印象をコメントされる中、日笠さんの「渾身の気持ちを込めて入れたアドリブがカットされてました」とのコメントは会場の笑いを誘いました。
というのも、本作、言葉にならないセリフが多く用いられる中で、如何に作品の世界観を読み、キャラクターの感情を感じ取り台詞にしていく、そんな演じる上での難しさ、面白さを演者さん自身が感じられることも、この作品を作り上げていく中での楽しさであることを会場のお客さんに伝える場にもなりました。
また演じるキャラクターについての感想をそれぞれ
「強い」(岩永さん)「弱い」(日笠さん)「細い」(下野さん)という具合に一言でコメント。一言で表すことで、話数が進んでいくにつれて次第に明かされていくキャラクター像をここでネタバレさせずに、粋に話されるさまが会場からも喝采を浴びることに。もちろん一言だけで済ませているのではなく、「感情を出し惜しまずに役を演じている」姿をそれぞれにコメントしていただきました。
放送が待ち遠しいTVアニメについて、竹内宏彰プロデューサーから
「ベルセルクは痛いシーンもちゃんと描く。暴力による痛さ、悲しさを見ている人にちゃんとわかってほしい。暴力を軽いものではないということを伝えたい」との想いが語られると登壇した出演者からも賛同の声も寄せられた。それだけしっかりと描かれているTVアニメにも大いにご期待ください。
ほかにも、第3話は原作者の三浦建太郎さんが、オリジナルでストーリーを書いたものになる話やキービジュアルにも描かれている小山力也さん演じるモズグスの活躍にも期待といったことなども語られトークショーは盛り上がりました。