◆今回のTVアニメの三浦先生ご自身の関わり方について
今回はアニメのスタッフと出版社にかなりお任せして、必要に応じて脚本のチェックやキャラデザなどの監修をしました。スタッフの皆さんが原作をリスペクトして下さっていて、必要な部分を煮詰めて考えていただけたので、安心してお任せしました。
◆今作についての感想
後半に向けてどんどんよくなっていきました。スタッフの方が手馴れてきたのがわかりました。ガッツとバーキラカとの戦闘シーンから一段表現が上がった気がしましたね。ガッツが断罪の塔に着いたあたりからグングンよくなっていって。ガッツのアクションシーンが入る度に良くなっていく気がしました。CGで大量のキャラが出るシーンのアクションは、CGでしか再現できない凄い映像になっていたと思います。作画でやってたら人死にが出るんじゃないかと。ガッツのアップの2D作画も良かったです。
◆パッケージ版権について
ここ最近デジタルでカラー作業をしていたんですけれど、このイラストはアナログで作業をして、あの頃の原稿の一部を描いている気分になりました。タイムマシーンで昔に戻って、あの時の原稿を描いているようで。当時の生の感覚が蘇って、筆が走りました。